くまざわ脳神経・内科クリニック

小田急線 渋沢駅北口から徒歩5分。
秦野市柳町で脳神経内科・一般内科の診療を行っております。
0463-73-6104

物忘れ外来

物忘れについて

人は誰でも物忘れをします。特に年齢を重ねるにつれて忘れやすくなることはやむを得ません。しかしながら、中には病気に伴って、ひどく物忘れをし、日常生活に支障を感じる方もいらっしゃいます。当院では、物忘れが増えて心配な方を対象に、その物忘れが年齢相応のものなのか、病的なものなのかを診察・検査で判断いたします。認知症や軽度認知機能障害であることが疑われる方には、血液検査やMRI検査などを実施し、原因を診断したうえで、治療につなげてまいります。治療開始後も患者様およびご家族の支えとなるようにサポートしてまいります。

このようなことがありましたら受診をお勧めします。

     
  • ・何度も同じことを言ったり、聞いたりする。
  • ・置き忘れやしまい忘れが増えた。
  • ・人の名前が出てこない。
  • ・日付や時間、場所が不確かになった。
  • ・約束を忘れてしまう。
  • ・周りのことに対して興味や関心が減ってきた。
  • ・水道やガス栓の締め忘れが多くなった。
  • ・トイレの後始末を忘れてしまう。
  • ・お金やお薬の管理ができなくなってきた。
  • ・財布やお金、家のものを盗まれたと言うことがある。
  • ・最近、怒りっぽくなった。
  • ・最近購入したものを再度購入してしまう。(新たに買う必要のないもの)
  • ・計算の間違いが増えた。
  • ・ご家族のお話の内容が理解できない。
  • ・環境に合わない衣類(寒くても薄着、真夏でも厚着)を着てしまう。

     

診療・治療の流れ

診察受付後、物忘れ外来用の問診表をご記入いただきます。
(ご家族と一緒に来院された場合には、ご家族の方の記入が望ましいです。)

医師の問診・神経診察を受けた後に、認知機能検査を受けていただきます。

認知症・軽度認知機能障害が疑われる場合には、原因を調べるために血液検査や頭部MRI検査などを行います。血液検査の結果が揃うまでには約1週間ほどかかります。

検査結果をご説明し、診断に応じた治療プランをご提案いたします。

認知症をきたす代表的な疾患

よく知られるアルツハイマー病は最も多く、認知症全体の半数以上を占めると考えられています。 その他に血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などが主な疾患として挙げられます。その他、甲状腺機能障害やビタミン欠乏、頭部打撲後に生じる慢性硬膜下血腫や脳腫瘍、肝性脳症、神経梅毒などの疾患の鑑別も必要です。

大切なこと

治すことが可能な認知症(Treatable Dementia)は、適切なタイミングで診断・治療を行えば以前の状態に戻すこともできます。一方で、アルツハイマー病のような回復が難しい疾患でも、進行を遅らせたり、症状を緩和することが早期であれば可能なこともあります。大切なことは、症状がひどくなる前に早めに診断・治療を開始することです。

受付

午前診療時間 9:00-12:30
午後診療時間 14:30-18:00
△ 午前受付のみ
ー お休み
※受付開始時間は午前は8:45から、午後は14:15からです。
※受付終了時間は午前は12:00まで、午後は17:30までです。