脳神経内科
診療内容
脳神経内科は、脳、脊髄、末梢神経、筋肉などの病気を診断・治療する診療科です。脳神経内科専門医として、詳細な病歴聴取から神経診察、血液検査、画像検査などを用いて治療にあたります。以下に記載したような症状でお悩みの方は、脳神経内科を受診することをおすすめします。
どんな症状が出たら受診するの?
代表的な症状としては『手足のしびれ』や『頭痛』・『めまい』・『力が入らない』・『歩きにくい』・『ふらつく』・『話しにくい』・『ものが二重に見える』・『手足の震え』・『けいれん』・『物忘れ』・『意識が低下している』など多彩です。自身の症状が脳神経内科にかかるべき症状かどうか不安であっても、受診いただければ内容・症状に応じて最適な診療科への紹介もいたしますので、お気軽にご相談ください。
脳神経内科の代表的な疾患について
代表的な疾患としては、片頭痛、脳卒中(脳梗塞や脳出血)、てんかん、パーキンソン病やその関連疾患、アルツハイマー病などを代表する認知症疾患などがあります。これらの疾患に対して、適切な治療を提供・ご案内いたします。手術療法が必要であったり、特殊なお薬での治療が必要となるような疾患の場合には、大学病院などの高度医療機関と連携し、診察・治療を行ってまいります。
ボツリヌス療法
当院では、片側顔面けいれん(顔の片側がぴくつく)や、眼瞼けいれん(まぶたがぴくぴくする、開けにくくなる、勝手に閉じてしまう)の患者さんに、ボツリヌス注射を用いた治療を行っております。*脳内の神経や血管の異常がある場合には外科治療が優先となる場合もあります。
画像検査について
当院では2024年4月よりMRI機器を導入しております。緊急性が認められる場合には来院同日での検査も行っております。診断・治療に、CT検査や脳波検査、筋電図検査、核医学検査などが必要な際には、近隣の協力医療機関にて検査を行っていただくこともあります。